法廷報道の原則解禁にむけてのアピール

2006/3/8発表

このアピールは議論板>>>308「法廷イラスト・写真は合法か」をもとにまとめられたものです。

このアピールは政治議論板管理人・糸の責任の下に発行されており、著作権は糸に帰属します。しかし、アピールの作成に大きな影響を与えられたことに鑑み、月光氏にも頒布権(公衆送信を含む)と、頒布(公衆送信を含む)の許諾権があります。

現状において、法廷内での公判の様子を図画などを用いて報道することは、刑事訴訟規則第215条により厳しく制限されています。

刑事訴訟規則第215条

公判廷における写真の撮影、録音又は放送は、裁判所の許可を得なければ、これをすることができない。但し、特別の定のある場合は、この限りではない。

自由で公正な報道は、言うまでもなく民主的な社会生活に必要不可欠なものであります。そして報道は、社会的な関心事を広く民衆に知らしめることもその使命のひとつであります。

社会的に重大な影響を与えた刑事事件の裁判は、当然社会的な関心事であり、報道される価値のあるものでありますが、この規定はその報道の自由を不当に害するものであり、適当ではないと考えます。

しかしながら、社会の要請に応える必要がある一方で、被告人の権利や、裁判の進行に影響を与えないような配慮が必要でもあります。

とくに、法廷で証言する証人の保護や裁判員の身元の隠匿は、裁判の進行に悪影響を与えないようにするために最大限の配慮をするべきであると考えます。 それ以外の部分についても、できる限りの配慮はなされなければなりません。

社会的な要請に応え、報道の自由を確保しつつ、かつ当事者の権利や裁判の進行に配慮するために、刑事訴訟規則第215条を以下の方針に沿って改正するよう提案します。

また、現場の混乱を防止するための移行措置として、報道できる場面を限定するなどの措置も検討されるべきだと考えます。


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